時を経て今 @ニュルンベルク
昨日、ドイツのニュルンベルクに到着。
今回、ニュルンベルクへ来たのは人に会うため。友だちの教え子。私は直接関わることはなかったが、同じ学校で2年間一緒に過ごした。お互いに知っている関係。
彼女は21歳の学年。中学校を卒業して6年。ドイツに短期留学の真っ只中。そんな中、時間を作ってくれ会うことになった。
昼前から会い、まずは腹ごしらえ。
この飲み物、試しに3人で飲んでみました。ヨーグルトだけど、しょっぱい!?不思議な味…
一緒にニュルンベルクを観光するはずが、このランチでもうすでに3時間弱が経過。話題は尽きない。今どんな学校生活をしているのかから始まり、友だちのこと、家族のことなど話すことがいっぱい!!
そして、2人の話している感じがとてもいい!!すごく羨ましい関係。
一緒に鉄道博物館へ行く。
ニュルンベルクは、ドイツで初めて鉄道が敷かれた街らしい。
ここでも2人は教師と生徒の関係を越えて、ともに楽しむ姿がある。たま〜に教師と生徒の関係になったり、友だちの関係になったり、親子になったり。すごく微笑ましい姿。
博物館の後は、飲む!
なんだか、楽しそうな飲み会会場。
踊っている人たちも…
彼女が注文してくれたニュルンベルクのソーセージ!美味しい!
一緒に飲めるって、これまたいいね!
2人がすごく楽しそう!今だから話せる中学校時代のことも、ケラケラ笑いながら当時を振り返る2人。
市街地も巡り、景色のいいところへ彼女が連れていってくれた。
そして、また飲む!
友だちがトイレに行っている間に、彼女に「先生に会ってどう???」と投げかけると、「楽しいし、すごく嬉しい!」と満面の笑みで答えてくれた。
2人の関係が微笑ましく、そして、同じ時間を過ごさせてもらって、とても幸せな気持ちになりました。
ダッハウ強制収容所を訪れる @ダッハウ
このユースホステル。周りは住宅街で、近くにはスーパーが1つとアジアンフードが1つ。
ここは、ダッハウ強制収容所があった場所。ここを訪れるために来た。
9時からオープンするという情報だったので、その時間に合わせていくと、もうすでに団体が。その後もどんどん人が増える。
収容所の入り口。近くに線路のあとが…少し高くなっているところはホームかな…
ここをくぐると収容所
アウシュビッツにもあった「働けば自由になれる」の言葉
中に入ると、とにかく広い。
今はバラック跡が残っている。
こんなに広い場所なのに、それでも収容しきれないぐらいたくさんの人…
この広さは、やっぱり現地に来てみないとわからない。
資料によると30以上の国々から20万人以上が送り込まれたとあるが、数字だけで想像するものと、実際の場所に立つことで感じることは全く違う。
アウシュビッツ・ビルケナウ
ダッハウの3ヶ所を訪れて感じたこと。
この10年間、子どもたちと一緒に地域の人たちから、聞き取りをさせてもらい、「生き方学習」として生活科・総合学習を行ってきた。また修学旅行では、語り部さんからお話を聞かせてもらった。
私自身が、たくさんの方と出会う中で、学ばせてもらうことが多かった。まさに私の「生き方学習」
今回、3つの収容所跡を訪問することも、私の中では生き方学習とつながった。
ベルゲン・ベルゼンとダッハウでは、現地を訪れることと展示されている資料を見ることで、知らないことをたくさん知った。
しかし、アウシュビッツ・ビルケナウでは、資料から知るということだけでなく、ガイドをしていただいた中谷さんの思いを聞くことで、自問自答し、自分自身や今の世の中と重ねて考える機会となった。
これが「聞き取り」をする意味だったんだと実感。
当時のことを知るだけでなく、そこで生きた人の思い、考えを聞くことが、その人の生き方に学ぶことだと。
『総合的な学習の時間』を世界に出ることで実践している自分がいる。
『総合的な学習の時間』の目標を検索してみた。
↓↓↓
横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに,学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的,協同的に取り組む態度を育て,自己の生き方を考えることができるようにする。
まだまだ学びの旅は続く…
スイス最後の街、チューリッヒへ
ハイジの故郷マイエンフェルトをあとにし、昨日はチューリッヒに移動。
チューリッヒでは、チューリッヒ在住のメラニさんに市内を案内してもらった。
荷物は駅のコインロッカーに預ける。
24時間9スイスフラン(約1,000円)
この時、メラニさんが、「ロッカーの番号、忘れないように写真とったら!」とアドバイスを。さらに、水を持っていこうか迷っていたら、「いらないよ!」と…。なので、置いていく。
スイスの目的は山が中心だったので、都会のイメージがあるチューリッヒにはあまり関心がなかったけど、来てみてよかった!
ここチューリッヒは、歴史ある街のよう。旧市街地の道はぐねぐね曲っており、坂を上がったり下がったり…
そして、アルプスの国だけあって、水がきれい!!
川の水は透き通っているし、湖もきれいやし。
メラニさんがいうには、「この水、全部飲めるよ!」と。確かに飲めそうなぐらいきれい。
そして、チューリッヒにも噴水がいっぱい!!そして、みんなその水を飲んでいる。
だからか!水はいらないよ!って言ったのは!
子どもだけでなく、みーんな水を飲んでいる。確かにこれだとペットボトルを持っていく必要も買う必要もないね。
喉がかわいたな〜って思ったら、噴水がある!すごい!
チューリッヒ観光で私がお願いしたのは、チョコレート!!!
ベルギーでも食べたし、もういいかな〜と思っていたんだけど、やっぱり検索しちゃいました。
sprungliシュプリングリ
このお店は頑なに国外に輸出することなくスイスのみで販売し続けているこだわりのお店。なので、もちろん日本にはない!!!
ならば、行かねば!ということで、最後に連れていってもらいました。
彼女いわく、シュプリングリはマカロンの方が有名ということだったので、チョコレートとマカロン両方買っちゃいました。
ここでは2つだけで我慢。
マカロンもサクサクしてて、口の中からあっという間になくなる感じ。美味しい!!
チョコレートもサイコー!!ぜひ、ここに来て、食べてみてください!
そして、彼女がおすすめのチョコレート屋さんがあるということで連れていってもらったお店。
ここ!
laderachレダラッハ
彼女のおすすめと、絶対はずせないベーシックなミルクチョコレート!
このお店は日本にもあるかな!?
これらのチョコレート、マカロンは宿に着く前にペロッと食べてしまいました。
なぜかというと…スイスは暑い!!せっかくのチョコレートがとけてしまったら大変なので、美味しい時にいただきました!
やっぱりミルクチョコレートが好き!
スイスはミルクチョコレート発祥の地。売られているチョコレートもほとんどがミルクチョコレートらしい…
小さなスーパーでもチョコレートコーナーがこの広さ!すごい!
で、この日、泊まったのは!?泊まらせてもらったのは、チューリッヒ郊外のお家。友だちが連絡を取り合って60歳過ぎの女性のお家へ。
ここでも、何から何までお世話になり、出発する時にはお寿司セットのランチボックスをもたせてくれました。
しかも、「ずっといなよ!」と。
私たちはこれからミュンヘンのダッハウ強制収容所→友だちの教え子に会いにいく→チェコへ
このチェコというのが、ドイツのベルリンのホテルで出会った親子のお家で、お互いの都合を合わせて、約10日後に伺うことになっている。
その間、行く予定のなかったオーストリアやスロバキアに行こうかな!?って相談してたけど、このチューリッヒのお母さんが「ずっとここにいなよ!1週間でも2週間でも!!」って言ってくださり、ドイツから再びスイスに戻ることになりました。
この方は、タイ出身の方なので、昨日はカレーを一緒に作らせてもらいました。
帰った時には「トムヤムクンを作ろうね」と約束して、今日は出発しました。
日本時間6月30日04:00前
今日はかわいい!かわいい!後輩の誕生日
彼女のイメージ↓↓↓
花だと向日葵のイメージだけど、今日は紫陽花を送ります。
花言葉「寛容」 彼女にぴったり。
ドイツ,ダッハウよりHappy Birthday!
クールに来た目的part2 @マイエンフェルト
今日も朝から雨…
自分が室内にいるときの雨はすごく気持ちがいい。
11:00頃、クールのホテルをチェックアウト。その後、少しだけクールの旧市街地を散策。雨上がりの散歩、いい感じ。
小高い丘!?からクールの街を見下ろす。
1時間弱の散歩をしてから
ホテルへ戻り、荷物を背負って駅へ
今日は2つ隣の駅マイエンフェルトに移動。電車に乗っていたのも15分弱ぐらいかな。
マイエンフェルト駅到着。
今日のホテルは、駅のすぐ近く!!
ここマイエンフェルトは「アルプスの少女ハイジ」の舞台。スイスのあちこちにハイジの世界が広がるんですが、ここが故郷だそうです。
この↓山の上がハイジの村
またまた散歩がてらハイジの村に向かいます!
歩いていくと、ずっとこのような表示があるので、それに沿って歩いていきました。
途中、ぶどう畑が広がります!
これも美しい風景の一つ。
途中、このような噴水!?が何か所もあるんです!
これは、マイエンフェルトだけでなく、インターラーケンでもツェルマットでも同じ。
私たちは噴水を見つけるたびに、水を触りました。とびきり冷たい!っていうわけでもないけど、暑い日が続いていたので、気持ちよかったです^ ^
そして、かわいい花もたくさん!
マッターホルンを見ながらのハイキングでも、たくさんの高山植物を見かけましたが、ここにも咲いていました。
今年は異常気象で気温がずいぶん高いらしく、花も少し早めに咲いているようです!
駅前から歩いて40分ほど。ハイジの村の入り口に到着。
ここまでほとんど人を見かけることがなかったのですが、ここに着いたら10人ほどの観光客がいました!
私たちは自前でランチパックを持ってきたので、ここでランチ。
(インターラーケンで外食の物価高に驚き、それ以来、外食をしていません)
これ↑↑↑ハイジの世界ですよね〜。
この山羊、本物です!
これがハイジの家。
中は、当時の様子を再現しているようですが、入りませんでした。
上から見るとこれ↓
帰り道、ハイジとおんじ!?のような方たちとすれ違い、ホテルへ戻りました!
スイスへ来てから
♪おし〜えて おじいーさん♪
♪おし〜えて おじいーさん♪
♪おしえて アルムのもみの木よ〜♪
と何度、歌ったことか^ ^
スイスでやりたかったことコンプリート!
もちろん!チョコも食べたよ!
やっぱりこれが一番美味しい!といっても、他のチョコレートにチャレンジした訳ではないんだけどね…
チョコレートを美味しく食べるには気温がちょっと高すぎです>_<
明日はチューリッヒに移動。スイス最後の街へ。
クールに来た目的 @クール
昨日の雨から一転!
雲ひとつない晴天!快晴!
今日は早起きして準備。6:30に朝ごはんを食べに降りると、朝食場所には私たちだけ…みんな、ゆっくり寝てるようです。
今日はローヌ氷河のあるフルカ峠をめざします!あまり正確な情報がなく、とりあえずインフォメーションでフルカ峠への行き方を聞き、出発!
ホテル→電車→電車→電車→バス→フルカ峠(ローヌ氷河)
もちろん、道中の景色は最高でした!
この湖を見ながらのハイキングだろうか、ここでたくさんの人が降りていきました。
これだけでも十分なんですが、私たちはまだまだ先を行きます!
私の予定では、アンデルマットという所からバスに乗って、峠をめざす予定でした。が、電車の中でルートを聞くと、1日に何本もバスが走っている訳ではなく、8:00の次が3:45しかない!ということで、いったん、フルカ峠の下を通っているトンネルを電車で通過。ツェルマット側からフルカ峠をめざします!
途中の駅で見かけた電車。
電車に車を乗せて、走る。おそらく、フルカ峠をこえると時間がかかるけど、電車でトンネルを通れば早いのかな!?たくさんの車が列をなしていました。
オーバーワルト駅到着。
ここからバスに乗り換えて、峠越え!
車酔いする私は、酔い止め薬を用意していきましたが、飲まずに登る。気持ちも高ぶってるし大丈夫かな!?と。
とりあえず、酔わないように1番前の席に座り、カメラの使用も最小限に…
なので、峠を登っている写真はありません>_<
着きましたー!フルカ峠!
正確には、belvedere furkaというバス停
このお土産屋さんの中、一番奥まで行くと、関所があり、ここでお金(約1,000円)を払ってローヌ氷河へ!
ただ、乗ってきたバスで帰らないといけない!なんせ1日2本しか走っていないバス(時刻表には5時台にも1本あったけど、アンデルマットまで行かないのかな!?)
タイムリミットは1時間。
小走りでとにかく氷河の近くへ!!!
なので、写真がありません…とにかく氷河の中をめざしました!
やっとバスに戻れる時間も確保したので写真を。
ユングフラウヨッホでも氷河の中に入りましたが、ローヌ氷河はすごい!
何がすごいって、近い!直接触れる!
ユングフラウヨッホでの氷河は、保存のために氷河のまわりにカバーがしてあり、中も−3度に調整されていました。
しかし、ここローヌ氷河は、自然そのまま!!!
なので、そこら中から、とけた氷河が水となってポタポタ、バシャバシャ落ちる、当たる…
入り口付近↓↓↓
この写真で伝わるかな〜。
右側の白とグレーがかっているとろこが氷河。一番右側あたりは、氷河がとけることを遅らせるためか、白い布がかぶせてありました。
とにかく、氷河がでかい!近い!
もう少しそのスケールの大きさを伝えるために・・・
まずはこれ↓↓↓
私が指差している先にある黒いところ。これが氷河の入り口。私たちはここから中に入りました。
もう一枚↓↓↓
この先には人が2人いるんだけど、見えるかな〜。とにかく、でかい!すごい迫力!!!
これは、バスで登ってきたところ。下に、氷河がとけた水が川となって流れています。
昔、氷河はもっともっと近くまであったようですが、どんどんとけていってるようです。
ちょっとわかりにくいけど、1900年にはここまであった氷河が…
2013年にはここまで減ってしまっている…という展示がされていました。
地球温暖化が進む中、いつまでもある訳ではないローヌ氷河。
ここでは、自然について考えさせられました。今のような生活をしていたら、今あるものは永遠ではない。自然と共存していくために、まずは身近なことから…
流れ出てくる水!
少しだけ飲んでみました!美味しかったかな!?まぁまぁ…
予定時刻13:49の10分前には戻ってくることができました。でも、本当はもっともっと時間を使って氷河を堪能したかった…
このバスに乗り込み、出発しようと動き出すと、前から日本の団体旅行が。
アンデルマットの駅に着き、次の電車待ち。
おそらくさっきの団体旅行はこの氷河特急に乗って、旅行をしてるんだろうな〜と友だちと話をしていました。
もちろん私たちはお金を節約するために乗っていません。在来線を乗り継いでいます。
でも!でも!電車の走る場所は同じ!ということは、見える景色は同じ!
在来線でじゅーーーぶん満足です^ ^
スイスも残すところあとわずか…
世界で6番目に小さい国 @ファドゥーツ
今日は朝から雨がどしゃ降り!
久しぶりにすごい雨!と雷…
雷は嫌だけど、今日の雨は気持ちがいいぐらい降った。
昼過ぎから雨が上がったので、今日は世界で6番目に小さい国へ日帰り旅行。
ちなみに世界で1番小さい国は、バチカン市国。
では、6番目に小さい国はどこでしょうか???
まずは、churクールから電車で6番目に小さい国へ向かいます。
途中、ハイジの村、マイェンフェルドを通過。
バスに乗り換えて、国境越えに向かいます。
「なんか街並みが変わったね〜」と話していたら、いつの間かこんな景色が…
ん???もしかしてここは!?
知らない間に国境を越えていました…
世界で6番目に小さい国、わかりましたか!?
正解はリヒテンシュタインです!
小豆島と同じぐらいの大きさらしく、首都ファドゥーツもとても小さな街でした。
ここリヒテンシュタインはかつて切手が有名だったらしく、今もかな!?、日曜日(日曜日は多くの店が閉店)でも、切手博物館が営業。
ここでは、現在使える切手を購入。
街の上には、ファドゥーツ城!
今も使われているそうです。
街の中心部は500mもないぐらいの広さで、今日はたくさん持ち前の技を披露している人がいました。
商店街!?らしきところを歩いていると、アイス屋さんが…
スイスの物価の高さに少々びびっているので、このアイス屋さんも一度は通り過ぎる…
でも、せっかくリヒテンシュタインに来たので、何か買おう!ということになり、アイスに決定!ストロベリーチーズケーキ味を購入。
いくらだと思いますか!?
4スイスフラン=約460円
安くはないけど、高すぎることもなく、ホッとしてアイスをいただきました。
2時間弱を過ごし、帰路へ。
バス停からの景色はこんな感じ。
帰りこそは国境を見逃さないように、バスに乗り込んだら地図アプリを開き、カメラの準備!!!
来た!国境!!!!!
あれかな!?白い看板???
通り過ぎて、後ろを振り返るとこれ↓↓↓
リヒテンシュタインの国旗のマークが!
逆サイドにはスイスの国旗が!
国境はここでした!川の上!?橋の真ん中あたりです!
橋の手前がスイス。
橋の向こうに見える山側はリヒテンシュタイン。
バスから電車に乗り換え、無事、churクールに帰ってきました。
今日はとても涼しく、過ごしやすい1日でした。明日は暑くなりそうです…
都会・・・ @クール
今日の朝散歩では、マッターホルンが隠れていました。残念(;_;)
出発までずっと帽子をかぶっていました…
今日はツェルマットからクールへ5時間ちょっとの大移動!
もっともっもツェルマットに滞在したかったな…
ツェルマット駅前
昼前、電車をホームで待っている時、お隣に座っていた日本の方とお話をしていると、その方は1週間滞在したとか…いいな〜。
でも、次の目的地へ!
クール・chur
天気予報では、到着する頃に雨が降るとなっていたのですが、なんとか天気ももち、雨に降られずホテルに入ることができました。
ホテルの部屋からの景色
明日も雨予報。休息日かな!?
ここクールでは、ハイジの山マイェンフェルドと、ローヌ氷河を見に行けるといいなと思っていますが、お天気と体力次第です。
さぁ!今から洗濯!!