震災後 @バクタプル
昨日は、久しぶりの観光。ただ、ここバクタプルに行きたかったのは、震災後に一度訪れていたので、その後の様子を知りたかった。
古都バクタプルはネワール言語の街。そして、歴史ある文化遺産の街。日本の京都にあたるのかな。
この街の中心部に入る外国人は入場料がいる。友だち曰く、ここは昔から入場料がいるらしい。街の清掃、社会基盤の構築と発展、人材の教育と技術伝承、文化遺産の保存など街を作るために使用されている。約1,500円。
まずは、ずっと食べたかったズーズーダウ!ヨーグルトの王様です!
そう!ズーズーダウは、バクタプルのヨーグルト。日本に持ち帰りたいおみやげの一つ。
前回訪れたのは2015年4月25日に起こった地震後。その時は、本当にたくさんの建物が崩れ、レンガ造りの家くずれ、部屋の中にレンガが流れ込んでいた。昨日、街の中を歩いていると、前回訪れた時よりもずいぶん復興が進んでいるように感じた。
前回訪れた時、ここに住む人たちの強さを感じた。狭い道のため、大きな重機が入れず、一つずつレンガを運ぶ姿が見られ、少しの土地に野菜が植えられ、芽が出ている場所が何か所もあった。
バクタプルの伝統文化↓も今回、見ることができた。手工芸品、陶芸はバクタプルの伝統工芸。窓の枠に見事な木彫りが至るところで見られた。
この日のランチはネワール料理。お米をつぶして乾燥させたチウラ。お肉料理のチョエラ、これが辛い!!!なので、ここにヨーグルト(この日、2回目のズーズーダウ)をかけて、食べる。ごはんにヨーグルト!?って思うでしょう!これが美味しい!!
街の中心、これ↓がニャタポラ寺院。泊めていただいたお家の屋上から見えていた五重の塔。
この寺院は、今回の地震で崩れなかったようです。1702年に建てられた寺院。「この寺院は崩れなかった」と、出会う人たちみんなが言っていた。
でも、街を歩くと震災後、まだまだ復興が進んでいない場所も多くあった。重機が入れずそのままの場所も。
ここ↓には、段の上に高い塔のような建物があった。友だちと妹と訪れた時は、この上に登って写真を撮っていた場所。
ここも同じ。
石段の上にあるゾウの横で写真を撮ったかな…元の姿↑の写真とともに手作業で少しずつ復元↓されていました。
ここ↓は学校。たぶん、前回訪れた時は、中をのぞかせてもらった。
この学校はくずれてしまい、新しく建て直されている最中でした。
これ↓が、勉強机。
仮設住宅も、数でいうと前回訪れた時よりも減ったけれど、まだまだここ↓で生活されている方がおられます。
とはいえ、活気ある街バクタプル。私はこの街が好き。レンガ造りの建物、手工芸品などずっと見ていたい感じ。
前回も訪れた時に買ったジェリービー。
友だちの知人に案内してもらった前回。今回も同じ方と街を歩き、同じ店で食べた。
味は、甘い!!の一言だけど、できたてをいただしました。
観光客ともたくさんすれ違った。復興とともに観光客も戻ってきている。
1ヶ月お世話になったお家に戻ると、私たちが最後の夜ごはんだからということで、私の好きなハヤトウリを使ったおかずを作ってくださっていました。そして、この日3回目のズーズーダウも買ってきてくださり、2回もおかわりをいただきました。
さぁ、あと3時間後にネパールを出発し、次の国へ向かいます!!