ダッハウ強制収容所を訪れる @ダッハウ

昨日、ドイツ,ミュンヘンを通過して、ダッハウに宿泊。

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このユースホステル。周りは住宅街で、近くにはスーパーが1つとアジアンフードが1つ。

 

ここは、ダッハウ強制収容所があった場所。ここを訪れるために来た。

 

9時からオープンするという情報だったので、その時間に合わせていくと、もうすでに団体が。その後もどんどん人が増える。 

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収容所の入り口。近くに線路のあとが…少し高くなっているところはホームかな…

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ここをくぐると収容所

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アウシュビッツにもあった「働けば自由になれる」の言葉

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中に入ると、とにかく広い。 

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 今はバラック跡が残っている。

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こんなに広い場所なのに、それでも収容しきれないぐらいたくさんの人…

 

この広さは、やっぱり現地に来てみないとわからない。

資料によると30以上の国々から20万人以上が送り込まれたとあるが、数字だけで想像するものと、実際の場所に立つことで感じることは全く違う。

 

アウシュビッツ・ビルケナウ

ベルゲン・ベルゼン

ダッハウの3ヶ所を訪れて感じたこと。

 

この10年間、子どもたちと一緒に地域の人たちから、聞き取りをさせてもらい、「生き方学習」として生活科・総合学習を行ってきた。また修学旅行では、語り部さんからお話を聞かせてもらった。

 

私自身が、たくさんの方と出会う中で、学ばせてもらうことが多かった。まさに私の「生き方学習」

 

今回、3つの収容所跡を訪問することも、私の中では生き方学習とつながった。

 

ベルゲン・ベルゼンダッハウでは、現地を訪れることと展示されている資料を見ることで、知らないことをたくさん知った。

しかし、アウシュビッツ・ビルケナウでは、資料から知るということだけでなく、ガイドをしていただいた中谷さんの思いを聞くことで、自問自答し、自分自身や今の世の中と重ねて考える機会となった。

これが「聞き取り」をする意味だったんだと実感。

 

当時のことを知るだけでなく、そこで生きた人の思い、考えを聞くことが、その人の生き方に学ぶことだと。

 

『総合的な学習の時間』を世界に出ることで実践している自分がいる。

 

『総合的な学習の時間』の目標を検索してみた。

↓↓↓

横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに,学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的,協同的に取り組む態度を育て,自己の生き方を考えることができるようにする。

 

 

まだまだ学びの旅は続く…